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「」とスバル 第7話「思い出は夢の彼方なの」Part2








Side 「」
まぁ3度目ともなると気絶はしなくなった。
光に包まれ、まぶしかったせいで目を閉じてはいたが、光がおさまり
そのまま目を開くとやはりそこはそれまでの景色とは違う場所だった。
まぁ……予想通りまた時間を越えてしまったらしい。
「ここは……」
周りの景色を見る限りここはミッドチルダのようだ。
というか廃棄区画のよく戦闘の行われる廃ビルの一つのようだ。
そして俺の周りには誰もいない……つまり今回は俺一人ってことか。
ティアちゃんが言ってたようにロストロギアの絵が消えれば元に戻れるらしいが、
手に持っているカードにはスバルの絵が完全に描かれている。
……とりあえずずっと待っているわけにもいかないし、市街地へ向かうか。
ボロボロになっている階段へ向かう俺、なんだかこのビル揺れてないか……?
「……なっ!?」
窓をのぞきこんでいる俺の目の前に人が突っ込んできた。
全身スーツに身を包み、白く長い髪をたなびかせているその姿……
「チンク……ちゃん?」
俺の知っている姿とは違和感があるがその人はまさにナンバーズの一人チンクだ。
「……誰だ? 私の名前を知っているなんて。まぁいい……
逃げねばならないし証拠隠滅ついでだ」
そう言うとチンクちゃんは自身の周りに円形の魔方陣を発動させる。
あれはスバルも何度か使っていたものだな……つまり戦闘機人用の魔方陣……
あれ?確かチンクちゃんのISって……
「IS発動……ランブルデトネイター!」
……遠隔爆破だっけ。
「どこの誰だかは知らないが巻き込んですまないな」
ISを発動させたナイフを回りにばら撒き、その効果によって大規模な爆発が起きる。
すでにこの廃ビルは崩壊を始めている。
巻き込んですまないなんてレベルじゃないよ……
つーか俺死ぬかも。
そんな死にそうな状況なのに俺はチンクちゃんから感じた違和感を思い出す。
あぁ……そうか。眼帯をしていないんだ。
走馬灯の如くそんなことを俺は考えてた。
……走馬灯ならスバルを見るべきですよね俺、彼氏失格だよ……
しかし自由落下を始めた俺の体は空中途中でふわりと止まる。
「大丈夫ですか!?」
俺は蒼い髪の女性に抱きかかえられていた。あれ……? この人は……
「ギンガ……さん?」
「? 誰かと見間違いをなさってるのでは?」
しかしその姿はギンガさんそっくりだ。違いがあるとすれば髪型、
同じようにリボンをしてはいるけどギンガさんと違いこの人はポニーテール。
「あなた……は?」
「私はクイント、クイント・ナカジマです」






Side 『』
はぁ……今度はティアの過去か……
正直このロストロギアに振り回されすぎだな俺たち。
慣れというものは恐ろしいもので3回目の時間旅行に俺は意識を失う
ことなくスッっと地面に降り立……立てずにこけた。
「あだだだだ……」
腰打った……だせぇぞ俺……
俺が降り立った、いやずっこけたけど……その場所は夕暮れの公園だった。
周りの様子から言ってここはミッドチルダのようだな。
というか俺はここを知ってるぞ。
ティアと前にデートでいった公園じゃないか。
「案外全然違う時間じゃなかったり……?」
そんな淡い希望を持ちながら俺は公園を歩き出す。
さすがにもう夕方なのか、子供の姿は少なくなっている。
そんな姿を見ながら歩いていると……
「ひくっ……ひくっ……」
何人かの子供囲まれ一人の女の子が泣いていた。
「こいつかぞくいないんだってー」
「さっさとかえっておかあさんのごはんたべようーぜー」
……いじめか? さすがに見逃すことは出来ないかな……
少々大人気ないかな?
なんて考えてたらガキどもは飽きたのかそそくさと帰っていった。
……見逃すことは出来ないよなぁ
「なにかあったのか?」
俺は意を決してその泣いている女の子に話しかけた。
「ひくっ……おにいちゃん?」
目に涙を浮かべたその少女は顔をあげ、こっちを見ていた。
その顔は……
「ティア……?」
オレンジ色の髪、ツインテールは今よりも短いが……その子は確かにティアだ。
でもその顔は涙でグショグショになっている。
「おにいちゃんじゃ……ない……」
俺の顔をみてさらに泣き出してしまうティア。
いやこれじゃ俺が悪い、というか周りから見たら怪しい人じゃないか。
困った……








Side 「」
「まったく、民間人がなんであんなところにいるんですか」
俺は救助されたあとクイントさん……スバルのお母さんにお説教を受けていた。
うぅ……なんでこんなことに……
「クイントもそれくらいにしてあげたら?
あんなところにいるなんてちょっと信じられないけど」
紫色の髪をした長身の女性がフォローをいれてくれる。
名前はメガーヌさん……どこかルーテシアちゃんに似ているな。
「もうメガーヌ……もし戦闘機人の件でなにか関係のある人だったらどうするの」
「どことなくそうじゃない気がするけどねぇ……」
戦闘機人……スカリエッティ博士を追いかけているんだろうか、
……だとすると十分俺も関係者なんじゃ……
「おい、クイントもメガーヌも無駄話していないで撤収するぞ」
部隊のまとめ役である隊長……ゼストさんはそう叫んでいる。
ゼストさんの声に全員はキリっと背筋を伸ばし、空気が変わる。
「とりあえず君はどこから来たんだ?」
そりゃまぁそう訊かれますよね……どうするかな。
「え、えっと……」
やばいな。未来からですなんて言えないしなぁ
しかし何も言わないとさらに……これはかなりヤバいんじゃないか?
「……怪しいな」
「私が尋問しましょうか」
指をポキポキさせながらこっちに笑顔で向かってくるクイントさん。
正直かなり怖いです。
「それじゃあ本部まで護送しましょうか」
俺はそのまま地上本部へと連れて行かれるのであった。
うぅ……何もいえないのはツラいものがあるな……
場所は変わって地上本部の一室、机をはさんだ向こう側にクイントさんが座っている。
「で……君はどこから来たのかな?」
ニコニコしながらそんなことを訊いてくるクイントさん、俺は笑えません。
もう一度言うが何でこんなことに……もう仕方ないか
「み、未来からです……」
「へぇー」
笑顔で机を叩き割りそうなクイントさん。
スバル、助けてスバルーー!?
「はぁ……で本当はどこから来たの?」
「ですから本当に……」
あぁプルプル震え始めた……ゲンヤさんこの人怒らせれなかっただろうなぁ
……そうだ。
「じゃあこれを見てください」
言って分からないなら証拠を出せばいいんじゃないか。
俺はポケットからロストロギアを取り出し机の上に置いた。
「……信じろと?」
首をブンブンと縦に振る。ですから笑顔が怖いです。
その後俺は何とか信じてもらうことが出来たのだが……それは数時間後の話である。








Side 『』
「おうちはこっちでいいのか?」
背中のティア(小)は無言で頷く。
俺は公園で泣き出してしまったティアをなんとかあやし、家へ向かっている。
ティア(小)はさっき兄のことを呼びながら泣いていた。
つまりここの時代ではすでにティアの兄、ティーダさんは……
「『』おにいちゃんはどうしてわたしを……?」
おんぶをして以来はじめてティア(小)は口を開いた。
……おにいちゃんかぁ
いいじゃない!
「あーっと、ほっとけなかったんだよ」
未来の彼氏として。
とは流石に言えないので黙っているが、心配なのは変わらない。
道を聞きながら俺とティア(小)は当時のランスター家を目指す。
……が
「あ、そうだ」
「?」
ちなみにすでにティア(小)は俺の背中から降り、
手をつないで隣にいる。
「晩御飯どうするんだ?」
「あ……」
「よければ俺が作るが、いいか?」
その時はじめてティア(小)は笑顔になったのだった。
「うん!」
やっぱりティアは笑顔じゃないとなぁ……
ってなんか俺これじゃあ彼氏というか親じゃないか。
……まぁいいかな。この際親でもなんでも。
「ティアは何が食べたい?」
「なんでもたべるよー」
じゃあ俺の得意料理でも披露してやるか……
俺はフフンと意気込み売り物に手を伸ばしていった……
「ちょっと買いすぎちゃったかなぁ」
両手にぶら下げている買い物袋ははちきれんばかりの量の食材が詰まっていた。
ティア(小)はというと俺の前をちょこちょこと歩きながら、
たまにこっちを振り返り笑顔を返してくれる。
……なんというかよく俺警戒されずにこんなことになってるな。
愛ゆえ……なんて言ったら殴られそうだ。時間の壁を突破して。
そしてランスター家に到達した俺たちだが、そこには待っている人がいたのだった。





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