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「」とスバル 第6話「夢の終わり、時の交わり」Part3










Side SUBARU
「ティア……よかった……よかったよ」
私はティアに抱きつき、そのまま涙を流していた。
本当に無事でよかった……
「『』も一緒なの?」
私の後ろから「」さんがティアに聞いていた。
「あ……はい一緒にここのお家にお世話になってました」
『』さんも無事……
あのときの5人は大丈夫……か
「でもなんでなんの連絡もくれなかったの……ティアぁ」
「こっちに来たとき体調をちょっと崩しちゃってね。ずっと家の中に居たのよ」
体調崩しただなんてまた心配してしまう。
「もう大丈夫なの?」
「大丈夫よ。シャマルさんが見ていてくれたし」
ティアは自分の後方に居るシャマルさんを見る。
しかしシャマルさんの顔はどこか暗い。
「あのティアナちゃん、そちらの方は……?」
「あ、はい。私の友達の二人です」
「でもアレは転送の光だし……シグナム達は今居ないし……どうしよう……」
小さな声でシャマルさんが何か言っていた。
私はよく聞こえなかったけど、なにか心配事でもあるのだろうか。
その時電子音が響いた。「」さんの携帯電話だ。
「はい、もしもし」
『こちらエイミィです。ティアナさんとは合流できましたか?』
エイミィさんからのようだ。
あ……こっちからちゃんと連絡いれればよかったんだ。
『それじゃあそっちになのはちゃんとフェイトちゃんに向かってもらっているんで
 一緒に帰ってきてくださいね』
「え……でも戦、いえお仕事はどうしたんですか」
『それが……さっき急に消えちゃったんですよ。その騎士達が……』
「」さんの顔が少し暗くなる。
なにかあったのだろうか……
「スバルさん!ティアナさん!」
そこになにはさんとフェイトさんが合流した。
「どうやらティアナさんに会えたみたいです……あなたは」
「なんで……」
二人ははやてさんの後ろに立っている人を驚いた目で見つめていた。
その人……シャマルさんを。
見つめられているシャマルさんはまさにしまった……と言った顔をしている。
「シャマル知り合いなん?」
「え、えぇ……まぁ……」
明らかに対応に困っているシャマルさん。
私と「」さんはなぜそんなことになるのかがわからない。
「とりあえず立ち話もあれやし、お家に入ろか」







Side 『』
帰ってきたティアやはやてさん、それにスバルに「」と出会えたのかと思ったら
ちっこいなのはさんにフェイトさんまで入ってきた。
俺の知らないところでなにが起こったんだ。
「『』、お前も無事だったか」
「まぁなんとかな。でなにがあったんだこれ?」
「俺にもわからん」
その場に居た人間ですら分からないのでは俺もお手上げだな。
とりあえずお茶でも出すかな。
「主はやて、帰りました」
「はやて帰ったぞー」
そこにシグナムさんとヴィータが帰ってくる。
……だがいつもと何か違う。
すごくピリピリしている。
「主はやて、私は少しそのお客様に話があるので席を外してもらってもよろしいですか」
はやてさんの頭の上にはクエスチョンマークが出ているような様子だ。
「はぁ……まぁわかったわ。部屋におるね」
「じゃあ俺が運びますよ」
「すまない『』」
俺ははやてさんをお姫様抱っこし部屋に向かう。
後ろからティアのにらみつける気配が感じ取れたが無視する。
無視というかまぁなんだ。
仕方ないじゃないか……
「シグナムがなのはちゃんたちと知り合いやったとはなぁ」
「はやてさんのお友達……ですか?」
いつ知り合ったのかは知らないが、俺達の時間では友人……
いや親友だ。別にこのときから仲がよくてももおかしくはないだろう。
俺ははやてさんを部屋まで送り、ベッドの上に座らせてあげる。
「ごめんなぁ『』さん」
「構いませんよ」
はやてさんは深くは気にしていないようだ。
そして俺は扉を閉め、リビングに戻ろうとした。
……が
俺は何かが当たる音を耳にした。
「……? はやてさん?」
再び扉を開き、中を見た俺の目に飛び込んできたのは……
床に倒れたはやてさんの姿だった。






Side TEANA
私は、いや私とスバルは口を挟むことすら出来なかった。
ただただそれを見つめるだけ。
「このまま話し合いで終わらせることはできないのですか」
「我々にも目的がある。そしてテスタロッサたちにも目的がある。
その二つは相反するものであり、どちらかが折れることはない……
ならば話し合いで終わるようなことではないだろう」
「それでも!」
「くどい」
互いに譲れないものがある……
だから話し合いでは終われない。
私もそれは頭では、理性では納得している……
でも、
私はこの八神家の生活を壊して欲しくない。そしてシグナムさんたちが
やっていることをもうやめて欲しい。
そんな矛盾した考えを持っていた。
「我々の居場所が分かってしまったからには君達を無事帰すわけにはいかなくなった
すまない……」
「でも私達もあなた方を逃がすわけにもいきません」
一触即発な空気が立ち込めている。
しかしそんな空気の部屋に似合わない音が響く。
ドタドタと走る……『』の足音。
扉を乱暴にあけ、血相を変えた『』が部屋に入ってきた。
「たっ、大変だ……はやてさんが!」
「落ち着いて『』!」
私はすぐに『』に駆け寄る。
「はやてさんが倒れた!」






Side 「」
はやてさんはすぐに救急車で病院へと運ばれた。
俺やスバル、八神家以外の人間は病室の外で待っている。
薄暗い病院の廊下は俺達の心を表しているようだった。
「はやてさん……調子悪かったんだ」
誰もが無言だったその場で、最初に口を開いたのはティアちゃんだった。
「私……全然気付けなくて……」
『』はそんなティアちゃんを抱きしめてあげている。
また皆無言となりティアちゃんの嗚咽だけ響いていた廊下の扉が開く。
「……逃げなかったのか」
「逃げてもなにも解決しませんから」
「……そうか」
悲しそうな目をして答えるシグナムさん……
いや悲しそうな目をしているのは皆同じだった。
「ここでは場所が悪い、屋上へ行くぞ」
「はい」
屋上への階段へ向かうシグナムさんは
……ティアちゃんに耳打ちをしていた。
「ここからは私達の問題だ。君達はその友人とともに帰れ。」
「でもっ……」
「……我々の戦いに君らまで巻き込みたくはない……共にすごしたのは少しの
間ではあったが、楽しかったよ」
俺達はその場を動けず……見送るだけだった。
「アースラへ戻ります……か?」
「いや、少し歩こう」
病院を後にした俺達はしばらく歩いていた。
誰も病院の屋上を見ようとはしない。
だが……
戦闘が起こっていたのは明らかだった。
俺達では何も出来ない。
俺達が行ったところで戦いなんて出来ない。
……俺達は……無力だった。







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