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「」とスバル 第6話「夢の終わり、時の交わり」Part2










Side 『』
「それじゃあ俺が後片付けしておきますから、二人は買い物に行っちゃってください」
俺はみんなの食べたあとの皿を重ねる。
はやてさんとティアはこの後買い物に行くらしい。
俺達がここに来て以来、ティアはずっと家の中ですごしていた……
というかまぁ俺が大事をとらせていただけであって、本人はすごく不服だった。
「ごめんなぁ『』さん」
「いいですよ。居候の身ですし」
はやてさんは気にせんでもええのに、と言いながら自室へ戻った。
彼女は足が不自由だ。だからシグナムさんが抱きかかえていく。
……あの人も昔は苦労してたんだな。
こんな可愛い子がなんであんなことに……
「……」
「あだっ、あだだだだだだだだ」
そんなことを考えていたら俺の頬が伸びた。
「ひだい、ひだいってティアー」
「あんたのはやてさんを見る目がやらしかったわ。あと鼻の下伸びてた」
「ほめんらさいー」
ティアはふん、とちょっと怒りながら俺の頬から手を離す。
うー……伸びた気がする。いや鼻の下じゃなくて。
「それじゃあお買い物いってくるからね」
「はいはい、いってらっしゃい」
俺は二人を玄関で見送り、皿洗いにとりかかる。
いつもやってることだし特に問題はない。
「それじゃあ『』、あたしもいってくる」
階段をだんだんと下りてきたヴィータさんが言う。
「……それはどっちですか?」
「……近くでゲートボールだよ。たまには行ってやらねぇとな」
……そっちか
俺は"また戦いに行くのか"と聞いてどうするつもりだったんだろうか……
「それなら、はいコレ」
俺は机に置いていた包みを手渡す。
「ん? なんだこれ」
「お弁当ですよお昼にどうぞ。あとちょっと量大目にしてますから皆さんでどうぞ」
実はちょっと作りすぎてしまっただけなのだがそれはなんとかごまかす。
「おう、ありがとな。……ってあたしが何処に行くのか知ってたんじゃねぇか」
バレた。
まぁ朝食のときにはやてさんに聞いただけなんだが。
「まぁいいや、それじゃあいってきます」
「いってらっしゃい」
さて……次は洗濯かな。
そんな俺にソファーに座っているシグナムさんが声をかける。
「……別に君がそこまでする必要はないんだぞ」
「俺がしたいからしてるだけですよ。それにお世話になってますし」
それだけ言うとシグナムさんは黙ったままだった。
俺はそのまま洗濯機で回していた洗濯物をカゴに入れ、庭に向かう。
今日もいい天気だな……
「我に手伝うことはあるか」
「誰ですか」







Side TEANA
「これで全部ですかね」
私はカートに醤油をいれる。
そのカートの隣に電動車椅子にのったはやてさんがいる。
「せやなぁ……あ、お米があとちょいやったわ」
はやてさんが先導し、私達はお米エリアへと移動する。
「みんなよう食べるからすぐなくなってまうなぁ」
私達二人が増えただけでも家計には大きな差が出来るだろう。
なんとかしたいけどこの世界、いやこの時間では私達にはどうすることもできない。
……だからこそ歯がゆい。
「……ティアナ? どないしたん?」
そんなことを考えていて私はボーっとしていたようだ。
「あ、いえ」
私は慌ててお米をカートに乗せる。
「ティアナ、それはもち米や」
「えぇ!?」
……ダメだ。
今は余計なことを考えるのはやめておこう。
「ティアナもずっと寝とったせいでまだ寝ぼすけさんなんかな?」
会計を済ませた後も私はそういわれ続けていた。
うぅ……やっぱりこの人は昔からこうなのか……
そういえば……
「はやてさんは私たちがどこから来たのか……とか聞かないんですか?」
ふとそう思いきいてみる。
「せやなぁ……」
荷物を膝に載せて進むはやてさんは首をひねりながら、ゆっくり言う。
「そう言うことを気にしたってティアナはティアナやし、『』さんは『』さんや
どこから来たとかそういうのは気にせぇへんよ。それにそう言ったらシグナム
やシャマルたちやってどこから来たのかわからんやろ」
確かにシグナムさんたちもこの世界の人間ではない。
こういうことを気にしない懐の大きさのある人間だからこそ
6課なんて立ち上げた……のかな。
……ただ単に気にしないだけってのも……いやこの人なら……
「あ……」
「ん、ティアナどうかしたん?」
「いえ……」
いろいろあって忘れてたけど私スバルたちと逸れてるんだった……
どうにかして連絡取らないと、なのはさんの実家ってどこだったっけ。
あとで調べてみるかな……
でもそのときはまだ、私はこんな生活が続くのだと思っていた。
スバルたちもはやてさんたちも一緒に笑顔で暮らせると思っていた。
「あら、お帰りなさいはやてちゃん、ティアナさん」
「ただいまーシャマル」





Side 「」
アースラで生活するようになって数日。
やっとスバルも落ち着いてきた。
「はい、お昼持って来たよスバル」
しかしそれでも……以前ほどの元気はない。
やはりティアちゃんやノーヴェちゃんが居なくなったことは心身的に辛いようだ。
でも俺が元気づけてやらないと……な。
「ごめんなさい「」さん」
「スバル……」
ごめんなさいじゃなくてありがとうと言って欲しい……かな。
暗い空気が立ち込める俺達だったが、そこに通信が入る。
『二人ともいるかな』
「はい」
ユーノさんは調べることがあると言ってここには居ない。
通信の向こう、エイミィさんの声は少し慌てていた。
『さっきセンサーが反応したんだよ。ティアナちゃんの居場所をみつけれたんだ』
「え……本当ですか!?」
スバルは顔を上げて答える。
その声はすごくうれしそうだ。
『今なのはちゃんとフェイトちゃんは出動してるけど、待っててなんて言えないよね……
 まぁ闇の書の関係者は戦闘中だし大丈夫……だよね』
俺達はすぐに転送してもらうためポートへと移動する。
「スバル、よかったな……ティアちゃんも『』も無事だね」
「はい、はい……」
すでにうれしさで泣き出してしまいそうなスバル。
そんなスバルの頭を俺はワシワシと撫でる。
「泣くのはまだ早いよスバル」
「はい!」
転送準備を待つ俺達にもう一度エイミィさんの声が聞こえた。
『……それじゃあ転送、ってあれ……反応が消えた……?』
「どういうことですか!?」
反応が……消えた?
そんなのおかしいだろう。
『とりあえず消える直前のポイントに飛ばすから、すぐ行くよ』
そしてすぐに光につつまれ、海鳴市へと向かう俺達。
「……スバル?」
「ティア!」
そして俺達は再会するのだった。
しかし……このあと起こることを俺達はまだなにも知らなかった。







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