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「」とスバル 第4話「ダイエット大作戦」Part1






訓練も終わり、夜の機動6課。
「ひぃやあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
宿舎に木霊する悲鳴、その声は……
「大丈夫ティア! 何か出た!?」
私はすぐさま扉を開け、ティアの元に駆け寄った。
そこには地面に両手をついて暗黒のオーラを纏ったティアの姿が……
「……ティア? どうかしたの?」
「……」
返事がない、ただの屍のようだ。
いやそんなことはない。じっとしているティアにやっと反応が現れる。
「下がどうかしたの? ティア」
ティアは黙ったまま指を下に向ける。その先にあるのは。
「……体重、計?」
そうそこにあったのは体重計だった。
つまりティアは……
「もしかして太った?」
「肉どころか骨も残さないほどはっきり言うわね……」
「上手いねティア」
「っさい!!」
ティアはツッコミを入れるけど、いつもの覇気はない。
「はぁ……毎日訓練してるのになぁ……」
ティアはまるで膝を抱えて脱衣所の片隅、ずっと不安で震えそうな勢いである。
「ティア! なんだどうしたさっきの悲鳴は!?」
廊下をドカドカと音を立て走ってきた『』さんが扉を開け、中に入る。
「あ……」
『』さんが見たもの、それは下着姿のティアとほぼ全裸の私だった。
つまりここはお風呂場である。
「あーそのアレだ、不慮の事故?」
「……『』のバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その日の『』さんは過去最高の飛距離を記録したらしい。







「で、つまりこいつが勝手に女湯に突入したせいでこんなことになったのか」
仕事帰りに機動6課に寄ってみると空から『』が降ってきた。
「ごめんね『』……」
『』の顔は見るも無惨な状況で、正直言って恐い。頭冷やそうか的な何かを感じる。
まぁ一日もすれば何事も無く治っている気がするので気にしない……無理だな。
「いや俺のほうこそ悪かったよティア……悲鳴聞いたら心配で心配で……」
笑顔?でティアの頭を撫でるラクーンシティにいそうな顔。
いやだからなんだ……怖い。
「ところで「」さん、今日はどうしたんですか?」
スバルは俺に寄り添い聞いてくる。
「ん、なにか無いのに来たらダメかい? スバル」
「全然ダメじゃないですー! いつでも一緒にいたいくらいですよ!」
不安そうな顔からうれしそうな顔へ……やっぱりスバルは笑っていたほうがいいな。
「まったくもってバカップルだな……」
顔面岩みたいなのが言う。
「……お前に言われたくはないな」
『』とティアちゃんだって傍から見ればバカップルだろうに……
「で、『』がそんなことになる原因の悲鳴は一体なんだったわけ?」
かなり逸れてしまったが一応本質を尋ねておく。
「え゛……それは……」
珍しく歯切れの悪いティアちゃん。
何かを隠しているようだ。
「それは俺も知りたいな、なんでこんな顔になってしまったのか一応知っておきたいし」
「「」さん「」さん、それはですね」
「言っちゃダメ!スバル!」
急に大きな声を出し、スバルを止める。
ちなみに顔は真っ赤だ。
「あ、ごめん……でも言わないで……スバル……」
「えー、でもどうせすぐバレるよー」
スバルは唇を尖らせ言う。
しばらくティアちゃんは考えた後。
「はぁ……分かったわよ!言うわよ言えばいいんでしょ! ねぇ! 『』!?」
サイレントヒル的な顔の人の胸倉を掴むティアちゃん。
やけになってるな……まるでチンピラだよ。
「え、えっといえ……言いたくないのでしたら別のよいのですよ」
気圧されていい感じにヘタレて声が裏返る。
「いい、言ってやるわ」
「は、はい……」
ティアちゃんは俺たち二人に事の経緯を説明した。
「そりゃ女の子にとっては大きな問題だね……」
「それで……何キロ太ったんだ?」
デリカシーもなにもない質問を低スペックで動かしたCGみたいな顔がする。
「はぁ……しょうがないわね」
やはり恥ずかしいのか『』にだけ耳打ちして教えている。
「それくらいならすぐなんとかなるんじゃないのか?」
「女の子に大きな問題なのよ……」
そんな会話を聞きながら俺はふと思った。
「……ティアちゃんが太ったっていうならスバルは大丈夫なの?」
この一言が後々大変な目をみることになるとはそのときの俺は知らなかった。
「えー、じゃあちょっと調べてきてみますね」
スバルは部屋を出て、風呂場の方へ走っていった。
「でも機人って太るのか?」
三人全員が思っていたことを『』が言う。
「でもあの子昔からあんまり太ったりとかそういうの気にしなかったからなぁ」
「今は、違うの?」
「そりゃあの子だって女の子ですし、彼氏が出来れば変わりますよ」
そんな会話をしている時だった。
「ひぃやあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
風呂場の方から悲鳴が聞こえたのだった。




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